2026-06-26
Ryosuke Yamadaのコンサートの前日
明日、6/27(土)にRyosuke YamadaのDOME TOUR 2026 Are You Red.Y?の初日公演が京セラドームで開催される。台風がふたつも来るらしいから、大阪に前泊した。もちろん、公演自体の中止もありえる。山田涼介が安全であるほうが大切だからね。
新幹線の指定席料金をけちったら、名古屋まで立つことになって大変だった。乗車中、ひさびさに紙の本を読んだ。宮崎智之編『精選日本随筆選集 歓喜』で、表紙とタイトルにひかれて買ったが、収録されているエッセイの年代が年代だからか、ちょっとずつ微妙な気持ちにさせられた。ただ、林芙美子と福原麟太郎にはめちゃくちゃ笑った。林芙美子のエッセイは、物言いがさっぱりしていて奔放なお喋りで、おひなさまみたい。
私の下宿は鳩と猫の巣だと説明したら、妙にロマンチックに聞えるでしょうけれど、巴里の猫ほど気味の悪いものはありません。毛糸玉のようにふくれあがっていて、夜ふけて帰って来ますと、暗がりの天井から背中へおっこちて来ます。この下宿屋には野良猫が七匹も巣をくっているし、犬が二匹もいます。[1]
もし今、猫が毛糸玉のようにふくれあがっていて、天井から背中へおっこちて来たらSNSで大バズりだろう。1930年代のパリの野良猫はきちゃなかったのだろうか。「この下宿屋には野良猫が七匹も巣をくっているし、犬が二匹もいます。」にウケすぎて一人でにやにやした。
読む為に本を買っていると、そのうちに読まない本が沢山たまり、読まないことが苦になって、つくづく世の中がいやになる。[2]
福原麟太郎にも一文で心を奪われた。勝手につもらせた積ん読を世間への恨みにかえるまでが、鮮やかで、速すぎる。大森靖子かよと思ったが、大森靖子を見返したらもっとパワフルだった。
前髪一ミリズレて 彼とは一生お別れ
ねえどうして些細なことよ 私には全てだったの